2009年11月、傘下のオペルの売却を見送ったGM。そのGMが、再びオペルの売却に乗り出す可能性が出てきた。
これは9日、ドイツの週刊誌『シュピーゲル』の電子版が伝えたもの。同メディアによると、GMは同社の欧州部門であるオペルの赤字体質に不満を持っており、フォルクスワーゲンや中国メーカーとの間で、オペルの売却交渉を進めているという。
この報道について、オペルの広報担当者は、「憶測にはコメントしない」との立場。ドイツ政府の関係者も、「そんな話は聞いていない。まったくナンセンスだ」とコメントしている。