中国新車市場で、トップシェア(16.4%)のフォルクスワーゲン。同社が中国において、新たな低価格ブランドの立ち上げを計画していることが判明した。
これは25日、『オートモーティブニュース』の欧州版が報じたもの。同メディア主催のイベントで講演したフォルクワーゲングループチャイナのSoh Weiming副社長は、「我々は現在、合弁パートナーの第一汽車との間で、中国独自の低価格ブランドを立ち上げるべきか、検討を進めている」と語ったという。
すでにライバルのGMは、中国専用の低価格ブランド、宝駿を投入。日本メーカーでも、日産がヴェヌーシアを19日に開幕した上海モーターショーで初公開するなど、中国で初めてマイカーを購入する顧客の取り込み合戦が加速している。