ピレリは、2011年F1世界選手権の今後の3戦、トルコGP、スペインGP、モナコGPに供給するタイヤのコンパウンド選択を発表した。
トルコGPとスペインGPは、プライムとしてハード、オプションとしてソフトを供給する。モナコGPではソフト・タイヤがプライムとなり、スーパーソフト・タイヤがオプションとなる。モナコGPが初投入となるスーパーソフトには、赤いロゴが刻印される。
また、トルコGPからは新たなロゴが採用され、PZeroタイヤの各スペックには視認性を向上するため計6色のロゴを刻印する。
トルコGPは、高い気温と摩擦力の高い路面が特長で、耐久性を高めるためにはハード・タイヤ、速いラップタイムを刻むためにはソフト・タイヤが必要となる。
スペインGPは、開幕前のテストを考慮してハード・タイヤとソフト・タイヤの組み合わせが最良と判断した。
モナコGPは、シリーズで最も低速のサーキットで、狭く曲がりくねった市街地サーキットではスーパーソフト・タイヤが最速タイムを可能にし、決勝レースではソフト・タイヤが耐久性を提供するとしている。