フォード、米国で一部車種の受注停止…塗料が不足

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東日本大地震により塗料サプライヤーが被災、米フォード工場の生産が一時ストップしているという。
  • 東日本大地震により塗料サプライヤーが被災、米フォード工場の生産が一時ストップしているという。

11日に発生した東日本大震災。その影響を受け、米国ではフォードモーターが販売店での特定車種の受注を一時的に停止したことが分かった。

現在受注を停止しているのは、『フォーカス』、『エクスプローラー』、『F-150』、『トーラス』、リンカーン『ナビゲーター』など数車種で、これらのうち、ボディカラーがブラックとレッドに限って、当面受注を見合わせている。

その理由は、11日に起きた東日本大震災で塗料のサプライヤーが被災し、ブラックとレッドのボディカラーの調達が困難になると予想されるからだという。

フォード・ジャパンでは、「販売スケジュールの調整など多少の影響はあるかもしれませんが、本国でも特に悲観的には捉えていません。また、日本については既に生産されたモデルを導入・販売しているため影響はほとんどないでしょう」と説明している。

《森脇稔》

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