サーブ、次世代テレマティクスサービスを開発…AndroidOSを使用

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IQonインフォテイメント・コンセプト
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サーブ・オートモービルは、グーグルのAndroidOSを使用した新しい『IQonインフォテイメント・コンセプト』を開発した。ジュネーブモーターショー11に出展したコンセプトカーの『フェニックス(PHOENIX)』に搭載していた。

IQonは、次世代のサーブ車両のインフォテイメント・システム。IQonストアから提供される多種多様なアプリケーション、オンライン・サービス、マルチメディア機能をダウンロードできる。

また、車両アプリケーション・プログラミング・インターフェイス(API)によって車両内の各種センサーから入力される500種類を超える信号にアクセスできる。主な信号は、車速、位置と走行方向、運転者への負荷、ヨーレート、ステアリング角度、エンジンの回転数とトルク、車内外の温度、大気圧、太陽の位置などがある。

IQonは、スマートフォンと接続可能で、車両専用の新しいプログラムとサービスも追加できる。

さらに、IQonは内蔵式のコンピュータ・プラットフォームを車内に提供する。車両のイグニッションをオンにすると、自動的にインターネットに接続するモデムが含まれており、8インチのタッチスクリーンによってオーディオ/エンターテイメントストリーミング、オンラインナビゲーション、オンボードミュージック・ストレージを含む、各種サービスにアクセスできる。

このほか、IQonは車両データをアップロードし、診断を実行して整備予約をしたり、一部の車内オプションをインストールすることも可能。サーブ販売店と車両との遠隔コミュニケーションのためのプラットフォームになる。

《レスポンス編集部》

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