新型ベントレー『コンチネンタルGT』のインテリアは、旧型にも増してさらに豪華に細部まで作り込まれた。
ダッシュボード/コンソールの造形モチーフは従来型と同じくベントレーの“ウィングドB”だ。しかしその構成はよりダイナミックになり、サテライトナビゲーションを変え、小物入れを増やすなど使い勝手を高めた。
ソフトタッチレザーは、表面だけでなく、その内側にフォームトリムを施し、アームレスト、ドア内張り、ステアリングなど、手を触れるところはすべて触ると一段沈み、柔らかい上質な質感を伝える。「マリナー」では、シートベルトキャッチャーにもレザーカバーを付けるなど、さらに上質になる。
フロントのシートベルトリトラクターは、シート内蔵型からボディ側に移り、フロントシートバックをえぐり、リア二ムスペースを46mm増やした。リアへのリリースレバーも、フロント、リアからとも握りやすくなり、シートスライドモーターのスピードも上がり、リアへの乗り込みがしやすくなった。
アコースティックガラス、フロアノイズシールド、バイブレーション防止シートの採用などで、静粛性も3.5db向上(騒音低減)した。
コンチネンタルGTは「SUPREMACY EVERYDAY」(至高の毎日)を謳う。会長兼CEOのDr Franz-Josef Paefgenは「スーパーカーのような走りをしつつも、乗り心地や実用性を犠牲にしていません。毎日のあらゆる瞬間を楽しませてくれるクルマが新型ベントレー コンチネンタルGTなのです」と語る。