三菱自動車は2月24日、スズキからOEM(相手先ブランドによる生産)供給受けるコンパクトミニバン『デリカD:2』を3月10日から発売すると発表した。
デリカD:2はスズキの『ソリオ』のOEM供給車となる。昨年12月に三菱自動車はスズキからソリオのOEM供給を受けることで合意しており、これが実行された。
OEM供給車ながら、三菱系ディーラーにとっては2010年2月の『RVR』以来、約1年ぶりの新型車で、販売店の現場では新型車に対する期待は大きい。
新型車は「広い」「便利」「エコ」が特長のコンパクトミニバンで、三菱のラインナップでは、デリカシリーズのエントリーモデルとして位置付けて販売を促進する。グレード展開はベースグレードの「G」2WD、中間グレードの「X」2WD/4WD、上級装備を採用した「S」2WD/4WDの3グレードを展開する。
ボディカラーは、パールホワイト(有料色)、ブルーイッシュブラックパール、クラッシーレッドパール、アーバンブラウンパールメタリック、グレースブルーパールメタリック、メロウブロンズパールメタリックの全6色を設定する。
販売計画は月販800台で、ソリオの1000台よりも若干少な目。
価格はソリオよりも約1万~3万円高い139万3000~177万9000円。