メルセデス・ベンツ日本のニコラス・スピークス社長は18日、日本市場について「大変重要で、キーマーケットだ」との考えを示した。スピークス社長は同日、都内で開いた新型車発表会で、一部報道陣に語った。
スピークス社長は日本での販売動向について「余り状況が良くないので、がっかりはしている」としながらも、「黄金時代よりはちょっと悪くなったとはいえ、メルセデス・ベンツにとっては大変興味のある、まだまだ利益の出せる市場だと思っている」と強調した。
その理由としてスピークス社長は「日本市場は、まだまだ世界の中心であると思っている。自動車の技術に関してもトレンドセッターであり、ファッションや華やかさでも日本はまだまだだと思う。そして最近では3位になったが、経済圏としては世界3位の大きなマーケットでもある」と述べた。