13日午前9時15分ごろ、栃木県栃木市内の県道を走行していた原付バイクが転倒、路上に投げ出された79歳の男性が後続車にはねられて死亡する事故が起きた。警察は後続車の運転者を逮捕している。
栃木県警・栃木署によると、現場は栃木市野中町付近で片側2車線の直線区間。東北自動車道の陸橋下にあたる。原付バイクは凍結路面でハンドルを取られてスリップ、そのまま転倒し、運転していた同市内に在住する79歳の男性が路上に投げ出された。
直後を走行していたクルマは停止したが、止まっていたこのクルマを追い越そうとした別の後続車が男性をはねた。男性は近くの病院に収容されたが、全身を強打したことが原因でまもなく死亡。警察はクルマを運転していた真岡市内に在住する31歳の女を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕している。
調べに対して「倒れている男性に気づいてブレーキを掛けたが、スリップして突っ込んでしまった」などと供述しているようだ。