ランドローバーは3月1日に開幕するジュネーブモーターショーに、レンジローバーの特別モデル、『オートバイオグラフィー・アルティメットエディション』を出品すると発表した。
同車はレンジローバー40年の歴史において、最もラグジュアリーなモデルをコンセプトに開発。「ファーストクラス」を標榜する、贅を極めたインテリアがハイライトだ。
後席はベンチシートから、独立2名がけに変更。大型のセンターコンソールには、冷蔵庫やノートパソコン用テーブルが組み込まれた。また、ヘッドレストモニターとして、アップル社の『iPad』が標準装備されている。
また、セミアニリンレザーシートと、オックスフォードレザーのドアトリム&ダッシュボード、カラハリと呼ぶウッドの組み合わせが、ラグジュアリーな空間を演出。荷物スペースはスーパーヨットをモチーフに、ウッドとアルミで仕上げられた。
エクステリアは、ダーク塗装の専用グリルが識別点。足元は専用デザインの20インチアルミで引き締める。エンジンは、ガソリンが5.0リットルV型8気筒スーパーチャージャー(最大出力510ps、最大トルク63.7kgm)、ディーゼルが4.4リットルV型8気筒ターボ(最大出力313ps、最大トルク71.4kgm)だ。
オートバイオグラフィー・アルティメットエディションは、限定500台を生産。史上、最もラグジュアリーなレンジローバーであるのは間違いない。