トヨタ自動車は、日本経済新聞社が主催する2010年日経優秀製品・サービス賞で、レクサス『LFA』が審査委員特別賞を受賞したと発表した。2日に都内で行われた表彰式でトヨタの豊田章男社長に表彰盾が授与された。
豊田社長は「今から10年前に、『本格的スポーツカー、それも、志の高いスーパースポーツカーを作りたい』というトヨタの夢からLFAの開発はスタートした。開発は決して順風満帆では無かったが、将来のクルマづくりのための技術や技能の伝承が行われたと考えている」とLFAの開発の苦労と受賞の喜びを述べた。
LFAは、レクサスブランドのプレミアムスポーツ「F」の頂点を意味するトヨタ初のスーパースポーツカー。CFRP(カーボン繊維強化樹脂)などの軽量素材を多用し、全世界を対象に500台限定で生産する。