【スズキ MRワゴン 新型発表】クルマ離れのユーザーに振り向いてもらえるカラー

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スズキから発売された新型『MRワゴン』のボディカラーは6色ある。その6色を設定するに際し、大きく3つのグループに分けてそのカラーを検討したと、四輪技術本部四輪デザイン部カラー課の服部泰幸さんは話す。

具体的には、「若いユーザーがターゲットなので、ひとつはゆるい感じ、ルーズな感じ(=ミルクティベージュとアロマティックアクア)で、山ガールや森ガールといったほんわかした感じのイメージです」という。

そして、「少しアクティブなストリート感覚(=カシスピンクパールとパールメタリックカシミールブルー)」。

最後は「アート感覚(=アーバンブラウンパールとパールホワイト)で、少し大人な、社会人の方でも十分乗ってもらえると思います。未既婚の別はあまり考えていませんが、クールな男女に乗ってもらえるカラーです」と各カテゴリーのイメージを語る。

「いまの若い人たちのファッション感覚をその3つでカテゴライズして、開発したのです」。

ユーザーは、まずそれぞれのカテゴリーを選び、その2色のうちから選択することで好みのカラーが選べる流れなのだという。「6色では少なく感じるかもしれませんが、実はユーザーにとって、十分な選択肢になっていると思います」。

服部さんは、「よくクルマ離れという言葉がありますし、現に昔に比べるとシェアが落ちてきています。そういったユーザーに振り向いてもらえるようなクルマ作り、当初からそれが核にありました」と今回の大きなコンセプトを踏まえ、カラー担当としても「そのユーザーたちが、これは自分達に向けているなと感じてもらえるようなカラーラインナップとなっています」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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