BMWグループ米国販売、3シリーズは10万台超…2010年実績

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BMWグループの米国主力車種
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BMWオブノースアメリカは4日、2010年の米国新車販売の結果を発表した。BMWとMINIの両ブランド合計で、26万5757台を販売。前年比は9.9%増となった。

BMWブランドは、前年比12%増の22万0113台を販売。その内訳は、乗用車系が8.5%増の17万2005台、ライトトラック系(SAV=スポーツ・アクティビティ・ビークル)が26.9%増の4万8108台だ。

乗用車系では、主力車種の『3シリーズ』が前年比10.9%増の10万0910台。しかし、セダンが新型に切り替わった『5シリーズ』は、1.5%減の3万9488台と微減だった。

また『1シリーズ』は、前年比17.4%増の1万3132台をセールス。『7シリーズ』も32.4%増の1万2253台、『Z4』も8%増の3804台と、売り上げを伸ばした。

SAVでは、マイナーチェンジを受けた『X5』が、前年比32.2%増の3万5776台。『X6』も30.7%増の6257台、新型投入を控えた『X3』も0.1%増の6075台と健闘する。

MINIブランドは、前年比0.9%増の4万5644台。ハッチバックの『MINIクーパー/クーパーS』が、5.4%増の2万9658台を占めた。

BMWオブノースアメリカのジム・オドネル社長は、「2011年もBMWとMINIの両ブランドで、積極的に新型車を投入する」とコメントしている。

《森脇稔》

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