トラック業界がまとめた11月の普通トラックの販売台数は、前年同月比26.7%減の3779台と3か月連続でマイナスとなった。
ポスト新長期規制が施行されたことから、価格が上昇した大型トラックの販売が低迷した。
大型トラックは同43.6%減の1945台とほぼ半減した。中型トラックは同7.4%増の1834台と好調だった。
ブランド別では、日野が同18.3%減の1435台でシェアトップとなった。いすゞは同36.3%減の1122台だった。
これで2010年1月からの累計は日野が1万5227台、いすゞが1万5284台と、いすゞが依然としてトップだが、その差はわずか57台。普通トラックの年間シェアトップの座を巡って12月も激しい販売競争が繰り広げられそうだ。
また、11月の販売で三菱ふそうは同8.0%減の701台と1ケタ台のマイナスにとどまった。UDトラックスは同40.6%減の521台だった。