富士重工業の森郁夫社長は29日、トヨタ自動車からOEM (相手先ブランドによる生産)調達して同日から国内販売するコンパクトカー、スバル『トレジア』を欧州市場に投入することを明らかにした。
富士重は欧州で現在、ダイハツ工業からコンパクトカー、『ブーン』をOEM調達し、『ジャスティ』の名称で販売している。森社長は、このジャスティと「入れ替えという格好になる」と述べた。
森社長はトレジアの海外販売について「基本的に欧州だけで販売する」との考えを示したが、欧州での発売時期や販売目標については明らかにしなかった。