ヒュンダイは15日、北米向けの新型『エラントラ』を発表した。公式スクープではない本物が、初公開されている。
エラントラはヒュンダイのグローバル小型セダンで、同社の最量販モデルだ。新型は韓国で今年4月に発表(韓国名は『アバンテ』)。最近のヒュンダイ車に共通するデザイン言語、「流れるような彫刻」を採用し、存在感のあるスタイルが追求された。
ヒュンダイは北米市場に投入するにあたり、若干のモディファイを実施。テールランプ内の配色パターンや、インパネのディスプレイが変更されている。
エンジンは韓国向けの1.6リットルに代えて、新開発の1.8リットル直列4気筒ガソリンを搭載。最大出力148ps、最大トルク18.1kgmを発生する。ヒュンダイによると、米国EPA(環境保護局)予想高速燃費は、17km/リットルとクラストップレベルをマークするという。
新型は17日に開幕するロサンゼルスモーターショーで披露された後、米国では年内に2011年モデルとして発売。ホンダ『シビック』やトヨタ『カローラ』、GMのシボレー『クルーズ』、フォード『フォーカス』などがライバルとなる。