ダイムラーが、新型メルセデスベンツ『CLS』の派生車種として、「シューティングブレーク」を市販することを決定した。CLSのシューティングブレークは今年4月、北京モーターショーに『シューティングブレークコンセプト』として出品。この時点では新型CLSは発表されていなかったため、シューティングブレークコンセプトは新型CLSを示唆したスタディモデルと受け止められた。4ドアクーペにステーションワゴンの要素をミックスした同車は、美しいシルエットと実用的な荷物スペースが特徴だ。ダイムラーは8日、このコンセプトカーの市販をアナウンス。同社の発表によると、車名は『CLSシューティングブレーク』となり、2012年からドイツ・ジンデルフィンゲン工場において、CLSや『Eクラスセダン』と同一ラインで生産されるという。同社のディーター・ツェッチェ会長は、「2004年、4ドアクーペという新カテゴリーを築いた初代CLSは、17万人の顧客に受け入れられた。今度はシューティングブレークが、革新的コンセプトとデザインを提示する」と、自信に満ちたコメントを残している。
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