ダイムラーは29日、次期メルセデスベンツ『SLK』の開発テストの写真を公表した。
この写真は、米国カリフォルニア州とネバダ州にまたがるデスバレーで撮影されたもの。ここは、自動車メーカーが耐熱テストを行う場所として有名だ。50度を超える気温の中、次期SLKに採用される「マジックスカイコントロール」と呼ばれるパノラマバリオルーフの耐候性が確認された。
マジックスカイコントロールは、次期SLKにオプションで用意。スイッチ操作によって、ガラスの色を透明からダークブルーへ変化させられるという画期的テクノロジーだ。メルセデスベンツによると、通常のガラスと比較して、車内温度の上昇を最大10度抑えることができるという。
次期SLKは、2011年3月に開幕するジュネーブモーターショーでデビューする予定。ダイムラーが公開した写真からは、ボディに入念な擬装が施されているものの、新型の基本フォルムが確認できる。