スバルオブアメリカは1日、9月の新車セールスの結果を公表した。総販売台数は2万1432台で、前年同月比は47%の大幅増。2か月ぶりに前年実績を上回るとともに、9月の販売記録を塗り替えた。
車種別で見ると、乗用車系では09年5月に新型を投入した『アウトバック』(日本名:『レガシィアウトバック』)が、前年同月比91%増の8154台をセールス。9月としては、過去最高の販売記録を達成する。
『レガシィ』(日本名:『レガシィB4』)は、前年同月比9%増の2999台と、2か月ぶりに増加。2011年モデルを投入した『インプレッサ』も、55%増の3678台と4か月ぶりにプラスに転じた。
ライトトラック(SUVなど)系では、『フォレスター』が9月の月間新記録となる6449台をセールス。前年同月比は33%増と、3か月ぶりに増加した。しかし、中型SUVの『トライベッカ』は、58%減の152台と不振が続く。
スバルの今年1〜9月米国新車販売は、前年同期比22%増の19万3614台。スバルオブアメリカのティム・コルベック副社長は、「経済情勢が不確かな中、スバル車は売れている。販売店への出荷台数を増やしているが、それを上回るセールスが続く」と、うれしい悲鳴を上げている。