シトロエンは9月30日、パリモーターショーにおいて、新型車の『DS4』のワールドプレミアをおこなった。同車は『DS3』に続くシトロエンの高級レンジ、「DSシリーズ」の第2弾。DS3が小型ハッチバックだったのに対し、DS4では背の高い小型クロスオーバーを提案する。
DS4のボディサイズは、全長4270×全幅1810×全高1530mm。リアドアの開閉ノブは、Cピラーに隠すように配置されており、クーペに見える効果を発揮。最大で19インチサイズのタイヤや、大きく膨らんだフェンダーが、力強さをアピールしている。
インテリアは、DSシリーズらしいプレミアムなもの。DS3同様、内外装の組み合わせパターンは豊富だ。5種類のレザーは、シートだけでなく、ダッシュボードやドアパネルにもあしらわれる。
エンジンは、5種類を設定。ガソリンはBMWと共同開発した直噴1.6リットル直列4気筒ターボ「THP200」(200ps、28kgm)を最上級グレードに搭載する。ターボディーゼルは「HDi110」が、新世代のアイドリングストップやブレーキエネルギー回生システムなどの効果により、燃費やCO2排出量を最大で15%改善させた。
DS3、DS4とくれば、DSシリーズ第3弾も企画されているはず。次はどのようなアプローチを見せてくれるだろうか。