J.D.パワーアジア・パシフィックは、2010年日本自動車セールス満足度調査の結果を発表した。
今回の調査は、乗用車を新車で購入した際の販売店の対応について顧客満足度を総合的に分析したもので今回が9回目。新車購入後2~8か月が経過した国産・輸入車ブランドの乗用車保有者を対象に6月にWeb調査を実施し、7426人から回答を得た。
調査では「セールス担当者」、「購入条件」、「営業体制」、「店舗施設」、「商品展示」の各項目についての満足度を調べた。
ブランド別の総合満足度ランキングでは、対象となった13ブランドの中でレクサスがトップとなった。
2位はBMWで高級車が上位を占めた。3位はアウディ、4位がフォルクスワーゲン、5位がメルセデス・ベンツと輸入車ブランドが上位を占めている。
6位は日産、7位のマツダ、8位がホンダ、9位がスバル、10位の三菱自動車までのスコアが業界平均以上。
レクサスはトップだったものの、トヨタは11位と伸び悩んだ。『プリウス』などのリコール事件が影響したとの指摘もある。12位がダイハツで、最下位はスズキと軽自動車は不振だった。