オーストリアのKTM社は、『X-BOW』(クロスボウ)の2011年モデルを発表した。より高性能な「R」の登場がニュースだ。
このRは、エンジンのパワーアップを実施。アウディ『S3』用をルーツとする2.0リットル直列4気筒ターボ「TFSI」ユニットは、最大出力が240psから300psへ、60psものパワーアップを達成した。
この強力なパワーユニットを載せても、車両重量はわずか790kg。R仕様のパフォーマンスデータは公表されていないが、ノーマルの0‐96km/h加速3.9秒を上回るのは確実だろう。
Rには、公道バージョンとレースバージョンの2種類を設定。価格などの詳細は、2011年初頭に明らかになる予定だ。同社は、ドイツ・ニュルブルクリンクで開発テストを行うR仕様の写真を公表している。