オーストラリアのスパータンモーターズは、『スパータンV』の概要を明らかにした。
スパータンモーターズは1983年、オーストラリアに設立。2輪車用のエンジンを搭載するバギーが、同社の第1号車だった。そのノウハウを生かして生まれた最新作が、スパータンVである。
スパータンVの心臓部には、ドゥカティ製の1199cc・Vツインエンジンが収まる。最大出力170psを引き出すこのエンジンを、カーボンファイバー製の300kgの軽量ボディに組み合わせたのが、スパータンVの真骨頂だ。
トランスミッションは、6速シーケンシャル。スパータンVは0 - 100km/hをわずか3秒で駆け抜け、最高速は280km/hに到達する。
スパータンVは、サーキット走行に特化しており、車高調整機能付きサスペンション、強化ブレーキ、スパルコ製レーシングバケットシートなどを標準装備。軽量アルミホイールに、205/45R17サイズのタイヤを履く。
スパータンVは限定300台が生産され、価格は9万オーストラリアドル(約725万円)から。究極のライトウェイトレーサーといえそうだ。