クライスラーグループは20日、ジープ『キャンパートレーラー』を発表した。ジープ各車で牽引することを前提に開発した、同ブランド初の純正キャンピングトレーラーだ。
キャンパートレーラーの開発には、クライスラーの純正用品を手がけるMoparが参画。クイーンサイズのベッドをはじめ、折り畳み式テーブル付きソファ、アルミ製キャビネット、110Vの電源ソケットなどが備え付けられた。
また用途に応じて、「トレイルエディション」と「エクストリーム・トレイルエディション」の2仕様を設定。標準タイプのトレイルエディションは、軽量アルミ構造ボディに32インチのBFグッドリッチ製マッドテレーンタイヤを装備。最低地上高は305mmを確保する。
ハードなオフロードユースを想定したエクストリーム・トレイルエディションは、ヘビーフレームに35インチのBFグッドリッチ製マッドテレーンタイヤの組み合わせ。最低地上高は380mmに引き上げられた。
キャンパートレーラーは、全米のジープ販売店で取り扱い開始。価格は9995ドル(約87万円)からだ。クライスラーは、「キャンパートレーラーがあれば、どこにでも行け、どこでも寝られる」とアピールしている。