タミヤは21日、ラジコン戦車『35分の1 RCタンクバトルシステムシリーズ』の製品発表会を開催した。特徴は複数台を用意すれば対戦ゲームを行なえるところ。
銃身と砲塔には赤外線のセンサーが取り付けられており、専用プロポの発射ボタンを使って戦闘を行なえる。タミヤ企画開発部一課の主査・滝文人氏は記者会見で、「すでに社内では28台までの対戦を実験済み」と語った。
これを実現させたのは、本製品の心臓部となる2.4GHzプロポシステム「ACTCOM 2.4GHz」。ACTCOM 2.4GHzは本製品のために開発されたシステムで、4つのモーターとスピーカー、バトルシステムなどをプロポ側から制御可能。戦車を走行させたり砲塔を回転させると、それに応じた音が本体内に組み込まれたスピーカーから鳴る。35分の1という小型ラジコンでありながら、とことんリアリティにこだわった製品だ。
発売日は8月7日で、価格は3万1290円。製品には組み立て式の戦車本体とプロポが同梱されている。車体はドイツ戦車「パンサーG後期型」とソビエト戦車「T-34-85 中戦車」の2種類。