[東京おもちゃショー10]段ボールF1、夏休みの工作で人気

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アピカ ダンモデ
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東京ビッグサイトで15日に開幕した「東京おもちゃショー2010」には、ミニカーなど車関係の玩具が数多く並んでいる。その中でちょっと変わっているのが、段ボールでできた全長43cmのF1だ。

手掛けているのが王子製紙の子会社、アピカで、商品名は『ダンモデ』。価格は800円ほど。「段ボールの素材メーカーから提案があって、4年前に始めたんです。今回、おもちゃショーには初めて出展しました」と担当者。

誰でも1時間~1時間半でつくれるとあって、特に夏休みの時期には子供の工作のために買って行くが多いそうだ。一番人気はF1で、年間数千台売れるという。「自分が好きなように色を塗れるので、自分だけのものができるわけです。そんなことで、子供だけでなく大人にも喜んでいただいています。アナログそのものの商品ですが、それがかえっていいのかもしれません」と説明する。

同社では毎年2種類ぐらい増やしていく考えで、今年はロボットとオートバイを発売。現在、文具店やホームセンターなどで販売しているが、これからは玩具店にも置いてもらおうと考え、おもちゃショーに出展した。

「来場者がこんなに多くブースに寄ってもらえるとは思っていなかった」と担当者は手応えを感じていた。

《山田清志》

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