【F1イギリスGP】決勝…またしてもレッドブル同士が激突?

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ウェバー(レッドブル、写真前)
  • ウェバー(レッドブル、写真前)
  • スタート
  • 写真右からアロンソ(フェラーリ)、1台おいてマッサ(フェラーリ)
  • アロンソ(フェラーリ、手前)とクビサ(ルノー)
  • 小林可夢偉(ザウバー)
  • 表彰台(写真=プリヂストン)

伝統のクラシックグランプリ、イギリスGPは11日、コースレイアウトを大幅に変更したシルバーストーンで開催され、前戦ヨーロッパGPで派手に空中を舞ってリタイアしたばかりのウェバー(レッドブル)が優勝を果たした。

予選から圧倒的な速さを見せていたレッドブル勢だが、スタートでポールポジションのベッテルはホイールスピン過多でウェバーにホールショットを奪われる。さらに3番手に迫っていたハミルトン(マクラーレン)のフロントウイングがベッテルの右リヤタイヤをカットしたようで、タイヤバーストにより最後尾に転落してしまう。さらに混乱のオープニングではフェラーリ勢もサイド・バイ・サイドで軽く接触してしまい、マッサ(フェラーリ)がバーストに見舞われて下位に沈んでいく。

フェラーリの混乱はさらに続き、17周目にアロンソがクビサ(ルノー)を抜く際にコースをショートカットしてしまった。ポジションをすぐに戻せば良かったのだが、アロンソは審議対象となってしまい、クビサもマシントラブルでリタイア。さらにデラロサ(ザウバー)とスーティル(フォースインディア)の接触によってメインストレートにクラッシュした破片が散乱し、セーフティーカーが導入されてドライブスルーペナルティを消化していなかったアロンソは入賞圏外へと脱落していった。

しかし、そのセーフティーカー導入によって挽回のチャンスを得たのが最下位から追い上げていたベッテルだった。ベッテルはシューマッハ(メルセデスGP)、スーティルをオーバーテイクしてポイント圏内でフィニッシュ。レースはウェバーの独走だったが、ベッテルはなんとか6ポイントをもぎとる。

優勝はウェバー、2位はハミルトン、3位はロズベルグ(メルセデスGP)。以下、4位バトン(マクラーレン)、5位バリチェロ(ウィリアムズ)、小林可夢偉は2戦連続入賞となる6位フィニッシュを果たした。以下、7位ベッテル、8位スーティル、9位シューマッハー、10位ヒュルケンベルグ(ウィリアムズ)という着順だった。

《編集部》

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