ロールス・ロイス・モーター・カーズは5日、高級サルーン『ファントム』シリーズ全4車種の仕様の一部変更を発表した。また、工場出荷価格の変更にともない国内販売価格を改定した。
仕様変更、価格改定の対象となるのは「ファントム」、「ファントム・エクステンディット・ホイールベース」、「ファントム・ドロップヘッドクーペ」、「ファントムクーペ」の4車種。
今回の一部仕様変更では、ファントムシリーズの全車種で標準内装色12色を共通として、シリーズモデル間のインテリアカラーの統一性を高めた。「クレームライト」、「モカシン」、「ダークスパイス」、「コンソートレッド」、「シーシェル」など含む全12色は、それぞれ単色レザー仕上げの「モノインテリア」、または2色のレザーを組み合わせた「コントラストインテリア」のメインカラーに設定できる。
このほかロールス・ロイスでは通常のオプション以外にも「ビスポーク・プログラム」によって様々な特別仕様をオーダー可能となっている。このプログラムでオーダー可能な外装色は4万4000色。インテリアについても標準色以外のレザー仕上げとすることも可能だ。
上記の仕様変更と工場出荷価格の改定にともない設定された新価格は、ファントムが4777万5000円(52万円アップ)、ファントム・エクステンディット・ホイールベースが5544万円(64万円アップ)、ファントム・ドロップヘッドクーペが5491万5000円(63万円アップ)、ファントムクーペが5187万円(94万5000円アップ)。
国内では、コーンズ・アンド・カンパニー・リミテッド青山ショールーム、ロールス・ロイス・モーター・カーズ横浜で正規販売を取り扱う。