ルノーは21日、ドイツの電力会社RWEエフィシェンシー社とドイツで電気自動車(EV)を普及させるためのパートナーシップに参画すると発表した。
RWEは、2010年末までに、ベルリンとルール地方を中心に、約1000か所の充電ネットワークを設置するほか、2010年以降、他のパートナーとも協力してドイツ国内の他の主要都市・地域に充電インフラを整備する予定。
ルノーグループである日産自動車は、2011年秋からドイツでEVの『リーフ』を市場投入することでRWEと合意している。今回、ルノーもRWEとパートナーシップを結び、2011年後半にセダンタイプのEV『フルエンスZ.E.』と小型商用EV『カングーZ.E.』を市場投入する予定。
ルノーのドイツ法人は、RWEに協力して、ライン地方からルール地方のモデル地域で実施しているEV普及のための実証実験「通勤におけるE-モビリティ開発プロジェクト」に参画、同プロジェクトで利用される電気自動車として40台のカングーZ.E.とフルエンスZ.E.の試作車を提供している。