今年3月2日に第1回が行われた、超小型電気自動車(EV)の研究開発を進める団体による合同意見交換会の2回目が、6月18日に東京都墨田区のすみだ産学官連携プラザで開催された。メンバーは前回も参加した群馬県の「群馬大学次世代EV研究会」、東京都の「すみだ新製品開発プロジェクト実行委員会」、静岡県の「浜松スモーレストヴィークルシステムプロジェクト(HSVP)」に加え、大阪府の「あっぱれEVプロジェクト」が同席し、4団体に増えた。大阪のプロジェクトは、守口市にある株式会社淀川製作所が中心になって活動している。群馬、東京、静岡の3団体が原付一種規格のミニカーEVなのに対し、側車付自動二輪車登録であり、乗車定員がミニカーの1名に対し3名になることなどを特徴としている。当日ははまず各団体の活動報告が行われ、群馬からは前後2組からなる汎用足回りユニット、東京からは第2号試作車「HOKUSAI-II」の発表があった。続いて普及に向けた取り組みやパーツの協力供給についての意見交換があり、サイズの制約が多くコストが掛かるモーターの共同手配などが話し合われた。当日は経済産業省や東京都環境局、静岡県経済産業部の担当者も同席し、参加者数は36名と前回の2倍に上った。民放テレビ局3社が取材に訪れたことを含め、超小型EVへの注目が上昇していることを裏付けていた。
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