ゼネラルモーターズ・アジア・パシフィック・ジャパンと三井物産オートモーティブは18日、ハマー『H3』のエンジンフードに不具合があるとして、それぞれ国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、ゼネラルモーターズ・アジア・パシフィック・ジャパン取り扱いが、2007年11月29日~09年4月1日に輸入された704台。三井物産オートモーティブ取り扱いが05年4月11日~06年7月28日に輸入された1148台。
エンジンフードルーバーの固定クリップの強度が不足しているため、クリップが折損し、フードルーバーにガタや浮き上がりが発生、フードルーバーが脱落するおそれがある。
全車両、フードルーバーに接着剤を塗布し、エンジンフード上に接着固定する。
不具合発生件数は22件で、市場からの報告と国土交通省からの指摘でわかった。事故は起きていない。