アウディが4月末、北京モーターショーで初公開した『A8L』。そのPR映像が、動画共有サイトで公開されている。A8Lは、2009年12月に発表された新型『A8』をベースに、ボディを130mmストレッチ。ボディサイズは全長5267×全幅1949×全高1462mm、ホイールベース3122mmとなり、メルセデスベンツ『Sクラス』やBMW『7シリーズ』のロング版よりも、長いボディを得た。130mm延長されたボディの効果で、後席のゆとりは大きくアップ。リアシートは独立2名がけが設定され、シートにはフルパワー調整機構やヒーター&空調機能が付く。オプションで大型コンソールやパノラマガラスルーフを用意。この大型コンソールには、格納式テーブルや冷蔵庫がセットされる。ウッドやレザーなど、最上級の素材もふんだんに使われた。最上級グレードの「W12クワトロ」は、旧6.0リットルに対し、ボアを拡大して、排気量を6.3リットル化した新エンジンを搭載。さらに直噴の「FSI」となり、最大出力500ps、最大トルク63.7kgmを発生する。それでいて、欧州複合モード燃費は8.33km/リットルと、旧6.0リットル比で12%改善している。アウディ独自のアルミ製ASF(アウディ・スペース・フレーム)構造も採用。スチール比で約40%軽いボディの効果もあり、W12クワトロは、0 - 100km/h加速4.9秒、最高速250km/h(リミッター作動)と、パフォーマンスは一級だ。世界のVIPのニーズに応えるアウディ A8L。くつろぎの空間にスポットを当てたPR映像は、動画共有サイトで見ることができる。
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