プジョー・シトロエン・ジャポンは31日、プジョー『407』など計4車種の制動灯スイッチに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2004年10月13日 - 10年1月17日に輸入された6786台。
制動灯スイッチ内部の接点の電気負荷に対する容量が不足しているため、ブレーキの繰り返し操作により接点が摩耗し、制動灯が点灯しなくなってシフトレバーがパーキング位置から動かなくなったり、再始動できないおそれがある。
全車両、制動灯スイッチを対策品と交換し、制動灯スイッチの配線に電流制御用抵抗入り配線を追加する。
不具合発生件数は2件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。
なお、2009年2月10日にリコール届出を行った案件だが、対象範囲の選定に誤りがあったため、対象車両を追加するもの。