プジョー・シトロエン・ジャポンは31日、プジョー『308CC』『308』2車種のシート位置記憶ユニットに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2008年7月6日から2009年12月22日に輸入された297台。
シート位置記憶ユニットのプログラムが不適切なため、シートバック位置の検出センサー故障時にシートバック位置をが正しく検出されず、この状態でシートバックを調整すると、シートバックが操作者の意図と異なった方向に作動して元の位置に戻せず、安全に着席できないおそれがある。
全車両、プログラムを改善したシート位置ユニットと交換する。
不具合発生はなく、本国メーカーからの情報でわかった。事故は起きていない。