ナビタイムジャパンは、無線通信機能を持つナビゲーション端末「ワイヤレス・ナビゲーション・デバイス(WND)」を市場投入する。
WNDは、通信機能を使って最新の地図データなどを基にナビゲーションするデバイスとして同社が開発した。
同社はau携帯電話向けの「EZ助手席ナビ」や「NAVITIME」で「ドライブサポーター」などのサービスを提供してきたが、ナビの進化版となる無線通信機能を活用したWNDを開発した。今回第一弾として、au通信網を利用した、自動車向け通信機能付きナビゲーション専用端末『CAR NAVITIME(カーナビタイム)WND-01K』を発売する。
WNDは、従来のカーナビと異なって通信を使ってリアルタイムに情報を更新できるため、最新の地図データやクチコミ情報、グルメ―クーポン、最新のアプリが入手できる。また、オンデマンドVICSやプローブ交通情報も利用できる。
また、通信圏外でもナビの利用は可能で、シャイロセンサーや専用GPSによる正確な位置情報を提供する。
KDDI、沖縄セルラー電話は、auの通信ネットワークを利用するアライアンス型サービス「Link→au」の第一弾として、WND-01Kをサポートする。