今年のインディ500でオフィシャルペースカーに選ばれたのはシボレー『カマロSS』。
シボレー・カマロのデビューイヤーでもある1967年にインディ500のペースカーを務め、その後1969年、82年、93年、そして昨2009年の新型カマロ登場時と、折々に伝統の一戦を先導してきたモデルだ。
2年連続でオフィシャルペースカーを務めるカマロSSだが、カラーリングは昨年のシルバーから一新。インフェルノ・オレンジ・メタリックにホワイト・ダイヤモンド・ラリーストライプが走るレーシーなデザインになっている。
室内はインフェルノ・オレンジのレザー張りでカラーコーディネイトされ、ダッシュボード上にもラリーストライプ。両サイドのドアとヘッドレストには「INDY500」のイベントロゴが配された。
エンジンはノーマルの6.2リットルV8(400hp)で、昨年モデルではルーフにマウントされていたセイフティ・ストロボライトはリアウィンドウ内側にマウントされ、テールレンズはアンバーに変えられている。
オープニングセレモニーでは、歴代のインディ500のオフィシャルペースカー・カマロ6台がピットレーンに並び、コース上では地元のカマロ・オーナーが搭乗する125台の新旧カマロによるパレードラップが行われた。
決勝レースでは、エミー賞を獲得した朝のニュース番組ABC「グッドモーニングアメリカ」のコ・アンカー、ロビン・ロバートが2010年型カマロSS・インディアナポリス500ペースカーでペースラップを走行することが予定されている。
また、GMは2010年型シボレー・カマロSS・インディアナポリス500ペースカーのレプリカモデル200台を製造することを発表しているが、詳細は現在確認中だが、現地ではIMS公式ウェブページを通じて来年のインディ500の入場券予約をすると抽選で1台、このレプリカモデルが当たるとのアナウンス。