クライスラー、米国で金利0%ローンなどを導入

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クライスラーグループは4日、2010年モデルの多くの車種に金利0%ローンやキャッシュバックなどのインセンティブを導入すると発表した。

例えば、クライスラーブランドでは、最大5年間の金利0%ローンを適用。また、旧GM系の金融会社、GMACが用意する6年間、金利1.9%ローンも利用できる。ローンを組まない顧客には、3000ドル(約28万円)のキャッシュバックを行う。

ジープブランドでは、金利0%ローンを3年間実施。または、4000ドル(約37万円)をキャッシュバックする。『リバティ』(日本名:『チェロキー』)、『グランドチェロキー』、『コマンダー』の顧客は、5年間の0%ローンまたは4000ドル(約37万円)のキャッシュバックを適用。GMACのリースを利用してこの3車を購入する顧客には、追加で1000ドル(約9万円)を還元する。

ダッジブランドとラムトラックブランドに関しても、同様のインセンティブが用意される。

クライスラーグループの4月米国新車販売台数は、9万5703台。前年同月比は25%増と、2か月ぶりにプラスへ転じると同時に、2005年7月以来、過去最高の伸び率を記録した。クライスラーは新インセンティブの導入で、この好調を持続させる方針だ。

《森脇稔》

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