シビック タイプR BTCCドライバー、ホンダ英国工場を見学

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ホンダドライバー英国工場見学
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2010年シーズンのBTCC(英国ツーリングカー選手権)にホンダ『シビックタイプR』(日本名:『シビックタイプRユーロ』)で参戦中のマット・ニール選手とゴードン・シェデン選手。4月29日、ホンダの英国工場を表敬訪問した。

これは、両選手の乗るシビックタイプRが英国スウィンドン工場で生産される縁で実現したもの。今シーズンのホンダBTCCマシンは、タイプRの無限仕様がモチーフとなるのが特徴だ。

タイプRの無限仕様は、今年2月「MUGEN200」のネーミングで英国限定発売。外観は無限製の前後バンパー、サイドスカートが装着され、ボディカラーにはホンダレーシングの伝統カラー、チャンピオンシップホワイトを用意。ドアミラーはグロスブラック仕上げとなる。足元は19インチのアルミホイール、「ライトニング」で迫力がアップした。

走行面では、LSDが追加装備され、コーナリング性能を向上。エンジンに変更はなく、2.0リットル直列4気筒「i-VTEC」は、最大出力201psを発生する。無限のエンブレムや、限定車を示すシリアルナンバープレートも添えられた。

MUGEN200は4月から、英国で200台が限定発売されるが、今年のBTCCマシンは、このMUGEN200をモチーフに、ボディカラーをチャンピオンシップホワイトで塗装。昨シーズン同様、チームダイナミクスモータースポーツから参戦中だ。

スウィンドン工場の見学を終えたマット・ニール選手は、「こんなに整然とした工場、見たことない」とコメント。ゴードン・シェデン選手は、「90秒に1台の車両がラインオフすると聞いて、超多忙な生産ラインを想像していたけど、まったく逆だったよ」と、驚きを隠せない様子だった。

この工場見学がいい刺激になったのか、5月2日にブランズハッチで開催されたBTCC第7 - 9戦では、ゴードン・シェデン選手が第7・8戦で2位、マット・ニール選手が第9戦で2位の結果を残している。

《森脇稔》

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