2009年度福祉車両販売台数、4年連続マイナス

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日本自動車工業会が発表した2009年度の福祉車両の国内販売台数は、前年度比2.1%減の3万4298台となり、4年連続で前年を下回った。

年度後半に福祉車両もエコカー減税・補助金の対象となり、販売台数も増加したものの、全体的には景気後退に伴う需要の落ち込みをカバーできなかった。

車種別では、普通・小型車が同1.2%減の2万1925台だった。介護施設の送迎需要などの高まりから「車いす移動車」が前年を上回ったものの、個人利用の割合が高い「昇降シート車・回転シート車」が減少し4年連続でマイナスとなった。軽自動車は同0.8%減の8111台と微減だった。「車いす移動車」は横ばいだったが「昇降シート車・回転シート車」が減少し、6年連続で前年を下回った。

バスは同8.6%減の4262台と4年連続マイナスだった。景気後退に伴う利用者の減少などから、公共交通機関での大型路線バスの代替需要が減少したため。

《レスポンス編集部》

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