ベントレーは23日に開幕する北京モーターショーにおいて、『コンチネンタルGT』の中国向け特別仕様車、「デザインシリーズチャイナ」を公開する。
コンチネンタルGTは2003年に発表。『コンチネンタルR』の後継車として開発された2ドアクーペだ。エンジンはVW製の6.0リットルW12に、ツインターボを組み合わせたもので、最大出力560ps、最大トルク66.3kgmを発生する。日本での価格は2300万円だ。
デザインシリーズチャイナは、その名の通り、中国市場専用に仕立てられた特別なコンチネンタルGT。ボディカラーには数色が用意されるが、中でもひと際目立つのが、鮮やかなオレンジメタリック。フロントフェンダーには、専用エンブレムも装着される。
インテリアは、ツートン仕上げのレザーシートが特徴で、ボディカラーがオレンジの場合、パイピングもオレンジでコーディネート。ウッドパネルも専用品が奢られる。センターコンソールやサイドシルには、専用エンブレムがあしらわれた。
ベントレーにとって、いまや中国は世界3番目の市場。デザインシリーズチャイナは、中国の富裕層にストレートにアピールする特別仕様車だ。