三菱自動車は20日、電気自動車『i-MiEV』の開発者が自動車技術会から「第60回自動車技術会賞・技術開発賞」を受賞したと発表した。
自動車技術会賞は、1951年に自動車工学や自動車技術の向上発展を奨励することを目的に設けられた賞で、技術開発賞は、自動車技術の発展に役立つ新製品または新技術を開発した個人会員と共同開発者を表彰するもの。
i-MiEVは、世界初の量産型電気自動車で三菱自動車が約40年にわたる電気自動車技術の集大成として開発し、2009年7月から販売を開始している。
今回、同社のEV・パワートレインシステム技術部の吉田裕明部長と共同開発者として岩男明信氏、和田憲一郎氏、戸塚裕治氏が受賞した。
授賞式は5月20日、自動車技術会の春季大会会場である神奈川県横浜市のパシフィコ横浜で実施される。