リチウムエナジー、i-MiEV 5万台分のリチウム電池工場を新設
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リチウムエナジー・ジャパンは、滋賀県草津市にある草津工場で昨年6月から1号ラインで量産出荷を開始しており、年産20万セル、i-MiEV2300台分のリチウムイオン電池を生産している。これに加えて4月から同工場への第二期設備投資が完了し、2号量産ラインで6月から年産40万セル、車両4500台分の増産出荷を開始する。
草津工場の生産量は年産60万セル、車両6800台分となるほか、GSユアサ京都工場でも増産ラインの設備投資に着手しており、12月から年産100万セル、車両1万1000台分の生産能力を持つ。
栗東工場は2012年度下期にはフル稼働する予定で、草津、京都、栗東の3工場を合計した生産能力は年産600万セル、車両6万7800台分を確保する。
同社は長期的に国内10万台相当のリチウムイオン電池の供給体制を目指す、としている。