三洋電機コンシューマエレクトロニクスは26日、ポータブルカーナビゲション『ゴリラ』の2010年モデルを発表した。7インチモデル1機種と、5.2インチモデル2機種で、いずれも搭載するSSD容量は16GBとなった。発売開始は4月下旬を予定している。
ゴリラ2010年モデルは内蔵するSSDの容量を16GBまで拡大。PNDとしては最大容量となった。増加した容量は地図情報の高精度化に割り当てられており、従来モデルでは単に「道がある」という状態で表示していた郊外や山間部についても道幅を反映させた地図となった。
また、大都市部に関しては詳細市街地図を見直し、これまでの25mと12mのスケールに加え、新たに50mと5mのスケールを採用。4段階で切り替えられるようになった。
音楽プレイヤーや、フォト/ムービービューワーとして使える「Myストッカー」もSDカードから再生するだけではなく、本体にデータをコピーできるように進化した。これもSSD大容量化の効果といえるだろう。
3モデルともオープン価格だが、市場想定価格は7インチモデルの「NV-SD740DT」が約8万円。FM-VICSに対応した5.2インチの高機能モデル「NV-SB570DT」が約7万円、5.2インチのベーシックモデル「NV-SB550DT」が約6万5000円となる。