アウディ初のエコカー減税対象車、A3スポーツバック 改良

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アウディジャパンは24日、プレミアムコンパクト『A3スポーツバック 1.4TFSI』の燃費を向上させ、エコカー減税対象となったことを明らかにした。これにより購入時の自動車取得税、自動車重量税が75%減税となる。価格は305万円で、同日より販売を開始した。

A3スポーツバックは日本での販売台数の約4分の1を占める、アウディの主力商品のひとつ。スタイリッシュなデザイン、インテリアの質感、ハッチバックならではの使い勝手などが支持されている。

今回の改良では、1.4リットル直噴ターボエンジンを搭載するエントリーモデルの「1.4TFSI」の燃費を、従来比+0.8km/リットルとなる16.6km/リットルに向上、平成22年度年度燃費基準+25%を達成した。また平成17年排出ガス基準75%低減レベル(4つ星)に認定され、75%エコカー減税の対象車となった。

さらにエコカー補助金と組み合わせると、車齢13年超の車を廃車にする場合は39万8900円、それ以外でも24万8900円の優遇措置を受けることが可能だ。

アウディジャパンでは現在、輸入車最多となる24モデルがエコカー補助金の対象となっている。そのほか、「アウディ・エコフレンドリーサポート」や「カーボンオフセットプログラム」など独自の取組みを実施し、環境に優れた車の普及促進に務めている。

アウディは今回のA3スポーツバックのほか、年内には同ブランドで初の日本導入となるクリーンディーゼル『Q7 3.0TDI with ultra low emission system』を発売する。クリーンディーゼルは環境性能が高いだけでなく、取得税・重量税が100%免税となる。輸入車の販売が低迷する中、好調な販売を続けるアウディ。環境対応車のラインナップを充実させ、さらに弾みをつけるねらいだ。

《宮崎壮人》

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