ヘルメットメーカーのSHOEIが、2010年の夏に発売を予定している新モデル『X-TWELVE GLORY/KAGAYAMA/STREAMLINER』を発表した。今年1月から発売を開始したフラッグシップモデル「X-TWELVE」をベースに、帽体にグラフィックスを施してデザイン性を向上させたバリエーションモデル。
今回発表されたのは、SHOEI契約ライダーが愛用するものと同じデザインを持つレプリカヘルメット1タイプと、独自のデザインで飾られたオリジナルのグラフィックモデル2タイプの合計3タイプだ。
「GLORY」は白頭鷲と星をアクセントに、星条旗をモチーフとしたアメリカンテイスト溢れるグラフィックスが特徴だ。
「KAGAYAMA」では、神奈川県出身でワールドスーパーバイクを中心に活躍する加賀山就臣選手のグラフィックを採用。青のベースカラーに鮮やかなコントラストで白いラインを配し、周囲にトライバル模様をあしらった先鋭的なデザインとしている。
さらに「STREAMLINER(ストリームライナー)」は、単色のスタンダードやレプリカモデルとは異なるイメージを持ち、鋭角的で流れるようなラインを基調に、シックな配色で塗り分けられており、シンプルながらも存在感溢れるデザインが採用されている。
ベースとなる「X-TWELVE」は高水準な空力特性のSHOEIトップモデルで、後頭部の大型スポイラーによる高速域での安定した走行フィールが特長だ。形状やポジションが最適化されたベンチレーション機構や新シールドなどと相まって、快適さとスポーツ性を両立させている。なお、今回追加が発表された3モデルは、本年夏頃の発売予定。