【ジュネーブモーターショー10】シュコダの入門モデル、ファビア&ルームスターをマイチェン

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シュコダ ファビア&ルームスター
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フォルクスワーゲングループでチェコに本拠を置くシュコダは24日、『ファビア』と『ルームスター』にマイナーチェンジを施した。実車は3月2日に開幕するジュネーブモーターショーで披露される。

初代ファビアは1999年にデビュー。フォルクスワーゲン『ポロ』とシャシーを共用する小型5ドアハッチバックだ。2000年にはワゴンの「コンビ」、2001年にはセダンを追加。2007年3月のジュネーブモーターショーでは、5ドアハッチバックとワゴンのコンビが2代目に移行した。ハッチバックの全長は、4mを切るコンパクトさだ。

一方、ルームスターは2006年3月のジュネーブモーターショーで発表。ファビアをベースに開発された小型MPVだ。全長は4205mmとファビアよりも若干長く、背も高い。

2010年のジュネーブでは、両車が同時にマイナーチェンジ。新デザインのグリルやヘッドライトを採用して、新鮮さをアピールする。アルミホイールのデザインも一新された。

エンジンはガソリン7、ディーゼル3の合計10機種。ガソリンは1.2リットル、1.4リットル、1.6リットル、ディーゼルは1.6リットル。最大出力はファビアが60 - 105ps、ルームスターが70 - 105psだ。

ガソリンエンジンの中では、1.2リットル直列4気筒スーパーチャージャー「TSI」が、7速DSGを組み合わせ、欧州複合モード燃費18.87km/リットルをマーク。ディーゼルは1.6リットル直列4気筒ターボ「TDI」が、DPF(ディーゼル・パーティキュレート・フィルター)やEGR(排出ガス再循環システム)を導入して、平均CO2排出量110g/kmを達成した。排出ガス性能は、全エンジンがユーロ5を満たす。

ファビアとルームスターのマイナーチェンジモデルは、3月2日に開幕するジュネーブモーターショーで正式発表。シュコダの入門車として、重要な役割を担う。

《森脇稔》

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