【ジュネーブモーターショー10】日産 パスファインダー、さらに力強くなった

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日産 パスファインダー
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欧州日産は22日、『パスファインダー』のマイナーチェンジモデルを発表した。内外装を変更するとともに、新エンジンを搭載。実車は、3月2日に開幕するジュネーブモーターショーで披露される。

初代パスファインダーは、1986年にデビュー。『テラノ』の北米・中東向け仕様が、パスファインダーと呼ばれた。1995年には2代目が登場。2002年8月、テラノの日本国内販売が終了したことに伴い、海外専用車となった。現行の3代目は、2004年に発表。欧州市場へは2005年に投入され、ピックアップトラック『ナバラ』のSUV版に位置づけられる。

今回のマイナーチェンジでは、内外装をアップデート。フロントはグリル、バンパー、ボンネットのデザインを見直し、さらなる力強さを追求した。ヘッドランプはキセノン化。リアには大型バンパーを採用する。アルミホイールのデザインも新しい。

インテリアは、シート&ドアトリムを変更して、質感が向上。4WDのモード切り替えスイッチや、空調ダイヤルのデザインは一新された。ATシフトレバー周辺には、クロームを追加。40GBのハードディスクドライブにタッチパネルモニター、3Dナビゲーションなどを組み合わせた「日産コネクトプレミアム」は、オプションで用意される。

ナバラと同じく、新しい直噴3.0リットルV型6気筒ターボディーゼルを積むフラッグシップグレードを設定。ルノーと共同開発されたV9X型エンジンは、最大出力231ps、最大トルク56.1kgmを発生する。EGR(排出ガス再循環システム)やDPF(ディーゼル・パーティキュレート・フィルター)によって、ユーロ5の排出ガス性能を達成した。

既存の2.5リットル直列4気筒ターボディーゼルもリファイン。最大出力は190ps、最大トルクは45.9kgmと、19ps、4.8kgmパワーアップした。それでいて、欧州複合モード燃費は11.76km/リットル、CO2排出量は224g/kmと約15%の改善を成し遂げている。

パスファインダーのマイナーチェンジモデルは、4月に欧州市場へ投入。新しい直噴3.0リットルV型6気筒ターボディーゼル搭載車は、6月から販売が開始される。

《森脇稔》

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