【アウディ A5スポーツバック 日本発表】4ドアクーペ、産みの苦労

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アウディジャパンは13日、アウディ『A5スポーツバック』を発表、同日より発売を開始した。

“スタイリッシュ4ドアクーペ”というポジショニングを持つ『A5スポーツバック』のデザインを担当したアウディAG B/Cプラットフォーム、エクステリアプロジェクト担当セザール・ムンタダ氏は「最初に言われた時、このデザインに関わっているデザインチーム全員が非常にわくわくしたと思います」という。

その理由は、「これは全く新しいものになるので、何か特別なことが出来るのではないかというわくわく感があったのです。また、クーペという側面を備えながら、しかも、日々の生活の中で必要な機能性をも持たせ、それぞれを完璧に調和させるという部分でもエキサイティングな思いがありました」と話す。

しかし、エキサイティングではあったものの非常に苦労もしたという。「美しいルーフのカーブを描きながら十分な室内空間を確保するという、このバランスを取ることが大変でした。頭上空間を確保するためにはルーフの高さが必要ですが、ルーフラインはきれいなカーブを描くようにしなければならないのです」。

つまり、「室内空間を維持しながら美しいラインを描いて、クルマを見たときに“あ、これはクーペだ”とすぐ思えるようなものでなくてはならないのです。機能性を追求したがためにあまり美しくないものになってしまうのはあり得ませんでした」。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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