オペルの英国ブランド、ヴォクスホールは25日、『アストラ』に「エコフレックス」グレードを設定した。欧州複合モード燃費23.83km/リットル、CO2排出量109g/kmという高い環境性能を実現する。
エンジンは、アストラよりもひとクラス下の『コルサ』用の1.3リットル直4ターボディーゼル「CDTi」(95ps)。専用エンジンコンピューターや専用レシオの5速MT、DPF(ディーゼル・パーティキュレート・フィルター)を装備する。
アンダーフロアのフラット化など、エアロダイナミクス性能も向上。フロントグリルには、「アクティブエアロシャッター」が採用され、速度に応じて、自動的に開閉する。シフトアップインジケーターも標準だ。
これらの専用装備の効果で、エコフレックスは、欧州複合モード燃費23.83km/リットル、CO2排出量109g/kmを達成。アストラの1.7リットル直4ターボディーゼル比で、12.1%環境性能を引き上げた。
エコフレックスグレードは、「S」「エクスクルーシブ」「SE」「SRi」の4トリムを用意。価格は1万7920ポンド(約262万円)からだ。VED(自動車保有税)が35ポンド(約5000円)引き下げられるなど、優遇税制が適用される。