「インターネプコンジャパン」が20日、東京・有明の東京ビッグサイトで開幕した。同展はエレクトロニクス製造に関する展示会で、39回目の今回は1450社が出展。アジア最大規模を誇る。
会場には実装技術や検査技術、プリント基板、電子部品、半導体後工程技術、産業用レーザーなど、技術者が抱える課題解決のために必要な最新技術や製品が数多く並んでいる。文字通り、エレクトロニクス専門家のための展示会といえる。
また、同展の大きな特徴は“商談展”でもあること。「出展者にとってはビジネスチャンスをつかむ場、来場者にとっては製品を導入する場という認識をいただいている」(事務局)という。そのため、ブース内では来場者と出展者が熱心に商談する光景も見られた。
技術者でないと、説明員の話を聞いても理解しづらい面もあるが、見ているだけでも日本のモノづくりの強さが感じられる展示会といえる。ビジネスで壁にぶつかっている人はのぞいてみるだけでもいいかもしれない。何か打開のヒントを得られる可能性が高い。
同展は22日まで開催され、主催はリード エグジビジョン ジャパン。8万8000人の来場者を見込んでいる。